- 2010年11月12日 10:47
- HTML / XHTML
2010年9月29日にアップされた「XHTML Vol1」の続編です。
まずは「DTD(文書宣言)」です。
HTML3.2以降で必要な記述です。
文書がどのバージョンなのか、どの種類の沿って記述するのかを宣言します。
種類は「Strict」「Transitional」「Frameset」の3種類です。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN"
"http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd">
「Strict」には「厳密な」という意味があり、XHTMLのルールに正確に記述していくと表してします。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN"
"http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
「Transitional」は「後方互換モード」で非推奨の記述もできますし、
古いブラウザとの互換を目的としています。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Frameset//EN"
"http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-frameset.dtd">
「Frameset」はフレームレイアウトを使用する際に記述します。
「Strict」で記述をすると定義されていない要素を使用しエラーに繋がります。
XHTML1.0の次のバージョンXHTML1.1では「Strict」のみの記述になりますので
「Strict」で記述することをお勧めします。
続いて名前空間についてです。
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
前回の内容にあったように、
XHTMLはXML(Extensible Markup Language)ベースです。
情報記述言語のXMLはタグに対して語彙を自由に設計できるので、
新しくタグを作ったり、タグにいろんな意味付けることができます。
(それがXMLの良い所なのです。)
でも、そうなると様々な語彙が混在してしまい、きちんと区別できなくなります。
「タグ名だけでタグを区別しない」という方法が必要ということで
1999年にW3CがXML名前空間(xmlns)を勧告しました。
実際の記述はこうなります。
- <http://www.w3.org/1999/xhtml:html>
- <http://www.w3.org/1999/xhtml:head>
- <http://www.w3.org/1999/xhtml:title>もう年末ですね</http://www.w3.org/1999/xhtml:title>
- </http://www.w3.org/1999/xhtml:head>
- <http://www.w3.org/1999/xhtml:body>
- <http://www.w3.org/1999/xhtml:p>今年最後のイベントはクリスマス</http://www.w3.org/1999/xhtml:p>
- </http://www.w3.org/1999/xhtml:body>
- </http://www.w3.org/1999/xhtml:html>
ですが記述が長くなるので、XMLの名前空間は直接書き込みません。
その代わりに「名前空間接頭辞」を使います。
<http://www.w3.org/1999/xhtml:p>のhttp://www.w3.org/1999/を略して
<xhtml:p>と記述します。
書き換えてみましょう。
- <xhtml:html>
- <xhtml:head>
- <xhtml:title>もう年末ですね</xhtml:title>
- </xhtml:head>
- <xhtml:body>
- <xhtml:p>今年最後のイベントはクリスマス!</xhtml:p>
- </xhtml:body>
- </xhtml:html>
となります。
この名前空間接頭辞はhtmlタグに、どの名前空間に属しているかを
指定すれば省略することができます。
それがこちらです。
xmlns:xhtml="http://www.w3.org/1999/xhtml"
名前としてURL(http://www.w3.org/1999/xhtml)を使うという方法をとっています。
URLは実在していなくても大丈夫です。
URLはそのXHTMLに記述した言語が他に存在しない
といった意味の識別子として用いています。
マークアップ言語は奥の深いものですが、知っていくと楽しいですね。
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