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印刷物の黒色に対する意識 - リッチブラック -

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  • Posted by: kenschool
  • 2011年8月13日 07:59
  • DTP全般

【こちらの記事は、約5分程でお読みいただけます。】

いつもKENスクールのブログを見ていただき、
ありがとうございます!

皆さんは、好きな色ってありますか?

という漠然とした質問を投げかけてしまいましたが、
カラーモード別での色数は、

●RGBモード  1677万色(各色256階調×3チャンネル)

●CMYKモード 1億色
(CMYKで使用できる色は厳密には1万~2万色程度ですが)

もの種類があります。


そんな膨大な色の中から「好きな色を・・・」と言われても難しいですよね。
しかし、頻繁に使用する色や、好んで使用する色は誰にでもある かと思います。

中でも、必ず使用すると言っても過言ではない「黒」ですが、
その黒をどのように表現するかで、制作物に変化が現れます。


印刷物を制作する際に使用するカラーモードはCMYKですね。
「C:シアン、M:マゼンタ、Y:イエロー」

このCMYという3色のインクを混色して、鮮やかな黒色を表現する
のは難しく、混色しても濁った色にしかなりません。

上記のことから、黒色をより鮮やかに表現するために、CMYに+1色
「K:ブラック」を入れ、CMYKという4色でフルカラーを表現するのです。
(K:keytoneの略です。keytone = 色調)

という事は「黒」を表現する場合は、純粋にKを100%にすれば
黒色が表現できます。


例えば、ベースとなる色が白地で、文字色が黒字の場合、
コントラストの比率が高く、文字の認識がしやすいので、
黒色の使用用途は高いです。

ただ、白と黒はコントラストが最大なので、目が疲れてしまいがちです。
Kを100%⇒90%程度に下げて使用することによって、見ている人の
目の疲れを軽減させることができます。


と、ここまでは純粋な黒色のお話なのですが、
「リッチブラック」という色をご存知でしょうか?


K(黒)だけで黒色は表現できますが、Kだけではなく他の、C・M・Yの色を
混ぜ合わせることで、より鮮やかな黒色の「リッチブラック」を表現できます。

リッチブラックは、深みのある高級感を演出することができるのですが、
色を混ぜ合わせるとはいえ、単純に色を掛け合わせ、濃度が濃過ぎると、
大量のインクを使うことになり、印刷物の乾きが悪くなってしまいます。

CMYKの全てを100%に設定すると、確かにリッチブラックにはなりますが、
色が4倍乗ることになるので、乾きは悪くなってしまいますよね?

なので、C+M+Y+Kの全ての色の合計が250%程度以下に設定しなくては
いけません。

C:40%・M:40%・Y:40%・K:100% 合計220%
C:60%・M:40%・Y:40%・K:100% 合計240%

という具合です。

下の画像は、上部がK:100%ブラックで、下部がリッチブラックです。
並べると分かりにくいので、重ねて表現してみました。
その差は、一目瞭然ですよね?

リッチブラック比較


このように比較すると、K:100%の方が、リッチブラックに比べ、薄く見えるかと思います。
リッチブラックの方が深みが増して高級感が出ているように感じませんか?

尚、Illustratorで制作中、通常の黒色とリッチブラックを見分けるためには、
環境設定の「ブラックのアピアランス」の設定が必要です。

デフォルトでは、「すべてのブラックをリッチブラックとして表示」
になっているので、「すべてのブラックを正確に表示」に変更します。

環境設定画面


そうすることにより、黒色の変化をみることができます。
是非、試してみてくださいね!

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あります。

制作を行っていく過程で、このような技術も身に付けることが
できますよ!

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